第16回(2022年2月19日(土) 13:00~15:00)は、永井克弥先生 (国民健康保険小松市民病院 リハビリテーション科) から、排尿動作の評価の視点と具体的な支援方法について、概念的なご講義と事例紹介をしていただきました。
多職種連携の一歩は、相手の考え方を理解し合い、分かり合えるコミュニケーションをすることからだと思っているのですが、今回のご講義から、リハ職の方々の運動機能や認知機能の考え方がわかり、病棟の様子がわかる看護師はどんな情報を伝えたら患者さんの動作や運動/認識機能を多職種に伝えることが出来るのかが、分かったように思います。
また、ディスカッションでは、チームで患者を看るという看護師の勤務体制が原因で、夜勤などの際は、患者に合わせた排尿動作支援の工夫が計画されていても、そこができない時があるジレンマや、担当制のリハ職だからこそ 日々の細かな機能の回復に気づけるというメリット等が挙がり、それぞれの職種の良い点を伸ばしながら、現状の課題をクリアしていくにはどうするか?、と前向きな議論が繰り広げられました!