今回は、若手のコンチネンス研究者 正源寺美穂先生(金沢大学)に、排尿自立に導くチーム医療とその効果についてご講義いただきました。
皆さんご存じの通り、体を動かさないと、高齢者はすぐに機能を低下させてしまいます。
これは、何も運動機能や嚥下機能だけでなく、排尿機能にも言えます。
安易におむつや尿道カテーテルを使って、医原性に排尿機能を低下させないことの重要性を改めて認識しました。
そして、何よりショックだったことは、
「自分が」おむつをつけることには抵抗があるにもかかわらず、
患者さんがおむつをつけることに抵抗を感じる看護師・看護管理者が少ない、ということ!
*コンチネンスデザイン * (運動・認知機能や住環境などを考慮したうえで、その人らしいは排せつの自立方法を、本人・家族と医療者で考え実現すること)
この大事さを、仲間とともに発信していきたいと、決意を新たにしました。